〒910-0837
福井県福井市高柳3丁目3507番地
「小学生になったら、仕上げ磨きは卒業」と思っていませんか?
実は!仕上げ磨きは小学生の時期こそ続けることが大切なんです!
それは、約6歳頃から永久歯の生え変わりが始まる大切な時期だからです!
また、この時期は乳歯があった更に後ろに6歳臼歯も生え始めます。
6歳臼歯は、
・生えかけの間は手前の歯よりも1段低く磨きにくい
・噛み合わせの溝が深く歯ブラシの毛先が届かない
・生えたての永久歯は柔らかく虫歯菌が付きやすい
そのため、虫歯になりやすい歯です。
また、生え始めは歯ぐきに歯がかぶさっている状態なので、歯ブラシが歯茎にあたっていたいことがあります。
そのため、自分磨きだけではしかり磨けず、歯を守ることが難しいため、仕上げ磨きがとても必要です!
6歳臼歯はヘッドの小さい歯ブラシで、内側と外側から向きを変えて磨きましょう!
また、フロスを使うことで、歯ブラシでは届かない歯と歯の間の汚れ(プラーク)を取り除くことが出来るので、一緒に使いましょう!
歯の生え変わりは約3歳頃から中学生まで続きます。
その間はお口の中が不安定な状態なので、保護者の仕上げ磨きやお口の中のチェックが大切です!
次に歯磨きのポイントについてです!
歯と歯の間、歯と歯茎の境目、噛み合わせの面を磨きましょう!
この3つは(プラーク)が溜まりやすい部分です。
この3つの部分を意識して仕上げ磨きをしましょう!
特に、歯と歯茎の境目、歯の内側はお子さんが磨きにくい部分なので、保護者の方が仕上げ磨きをしてあげましょう!
また、下の歯の内側は舌があるため、歯ブラシが当てづらく、磨き残しが多い部分です。
この部分は、舌の力を抜いてもらう、歯ブラシを斜めに入れることを意識して磨いてみて下さいね♪
仕上げ磨きの時に痛がるお子さんも多いですよね?
口の中が見えないと、歯ブラシの動きがあてずっぽうになってしまい痛がられやすいです。
その時には、
・指を使って頬や唇をよけ、視野を確保する
・歯ブラシの動きを確かめながら磨く
この事を意識して行ってみて下さいね♪
仕上げ磨きは嫌がるお子さんも多いですが、将来歯を守るためにも、仕上げ磨きやお口の中のチェック、定期健診を続けていきましょう!
仕上げ磨きについて分からない事など、気軽にご相談下さい!(^^♪