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福井県福井市高柳3丁目3507番地
今回は最後まで治療を受けて頂く大切さについてです。
【奥歯に大きな虫歯ができて歯の根の治療をうけています。
神経を取って、詰め物を入れ被せ物の出来上がりを待っているところですが
その歯は歯周病でもあります。歯の根の治療に影響しますか??】
その答えは・・・・・・
【歯周病の影響はまれでしょう。
ただ、重度の歯周病の方が治療を途中で中断され、
歯周病が根の先端近くまでに進行すると、
治療が台無しになってしまいます。】
虫歯になって、「歯がずきずき痛む」というのは、たいていの場合、細菌感染が歯の内側の神経にまで
及んでいる時に起こります。
細菌の炎症により神経が死んでいくときに、強い痛みが生じます。
①細菌感染を起こした部分をきれいに取り除きます。
歯の表面の虫歯はもとより、内部の神経も除去します。
②仮の詰め物でふたをします
③本番の被せ物を型取りします。
かぶせ物の種類は保険内のものや、保険外のセラミック等たくさん種類があるので
担当のスタッフからご提案させていただきます☺
そもそも歯の根の治療は「細菌感染を封じ込める」ことが目的です。
最近に感染した部分の除去にくわえ、
内部を埋めることで、取り切れなかった部分に残る細菌の活動も封じ込めます。
細菌の活動が止まれば、虫歯の進行も止まり、痛みも治ります。
ですが、
歯周病が進行して歯周ポケットが深くなり、歯の根の先端の膿とつながる―つまり、
トンネルが開通すると、根の先端から最近が歯の内部に入ってきてしまいます。
こうなると細菌感染が再び歯の内部で進行。
治療が台無しになり、痛みも再発。
歯を残すことも難しくなってしまいます。
仮の詰め物の自体も長期間はもちませんので、必ず最後までおうけください。
治療の回数はかかりますが、最後まで一緒に頑張りましょう!!