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福井県福井市高柳3丁目3507番地
中高年の方に多く見られる「歯の根の虫歯」って知っていますか?
今回はその歯の根の虫歯についてお話しします。
加齢にともなって増える「歯茎下がり」
これは、30代から増え始め、40代では8割の人に見られます。
歯茎が下がると、歯の根が露出します。
この根面は、歯の噛むところを覆うエナメル質より酸に溶けやすく、虫歯になる危険性があるんです!!
根面の虫歯が厄介なのは、複数の歯に起こりやすいのに加え、進行が遅くあまり痛くないので、虫歯になってることに気づきにくい点です。
だから気づいた時には重症化していて、治療がとても難しくなる、いわば沈黙の虫歯です。
根面の虫歯を放っておくと、複数の歯を失ってお口の機能が低下するだけでなく、全身の病気に関連する歯周病を引き起こし、最悪の場合、要介護状態に陥る危険性もあるんです。
根面の虫歯を効果的に予防するには、飲食直後に飲食物やむし歯の出す酸で酸性状態になっているお口の中を、できるだけ早く中性に戻しましょう!
「食後5分後以内にぶくぶくうがい」をいつもするようにして、早くぶくぶくうがいをしてスッキリしたい!という感覚を持つことが重要です!
また、普段の歯磨きにも一工夫を加えて見ましょう!
私たちが普段から慣れている歯みがきは、歯冠というエナメル質の部分を磨く磨き方です。
年齢を重ね歯茎が下がって歯の根が露出しても、その習慣はあまり変わらず、「歯冠部分を磨いて終わり」となっている方が多いです。
そこで、普段どおり歯冠を磨いてから、「二段歯磨き」をすると非常に効果的です。
歯茎のマッサージも同時に行えるので、歯周病予防にもなります。
この時、高濃度(14500PPM)のフッ素配合の歯磨き剤を使うことがおすすめです!
ただし、力を入れすぎたゴシゴシ磨きはNGです!
歯茎への刺激が強すぎ、かえって歯茎が下がる原因となります。
加齢により全体的に下がってしまった歯茎を元に戻す方法は、残念ながら今のところありません。
だから「歯茎下がり」に気づいたときから歯科医院で定期的にケアしてもらうことがとても大切です(^^♪
こんにちは!
今月の歯の知識ブログは、歯の根の治療についてです。
虫歯が神経にまで広がってしまったとき、歯を救う最後の手段となる「歯の根の治療」。
実はこれはとても難易度が高く、大変な技術と労力を要する治療なんです。
狭くて深い歯の根の治療についてお話しします!
非常に強い痛みが生じることで知られている「歯の根の虫歯」ですが、実はあるときを境に痛みは消失します。
でもそれは決して、痛みが気のせいだったり、自然に治癒したわけではありません。
死んでいく歯髄が痛む「歯髄炎」
歯の根の虫歯の痛みには、2種類あります。1つめは「神経が死んでいくときの痛み」です。
血管や神経から成る「歯髄」が細菌感染により炎症を起こし、壊死していくときに強い痛みが生じます。
歯髄が炎症を起こすので、「歯髄炎」と呼ばれます。
溜まった膿の圧迫痛「根尖性歯周炎」
痛みの2つめは、「膿があごの骨を圧迫する痛み」です。
歯の根の虫歯が進行すると、根の先、つまりあごの骨のなかに膿ができることがあります。
細菌感染が歯髄から根の先へと進んでいくと、細菌が体内に入りこまないように、名の先で免疫細胞と細菌が戦いはじめます。
このとき両者の死がいが膿になり、溜まっていきます。この膨らんだ膿があごの骨を内側から圧迫し、ズキンズキンと激しい痛みを生じさせるのです。
歯の根の先に起こる炎症なので「根尖性歯周炎」と呼ばれます。
痛みがなくなったからと放置すると、ふたたび痛みや腫れが起きるだけではなく、細菌感染が進行して歯を失いかねません。
でもそもそも、そうならないようにするのがいちばんですよね。虫歯も歯周病も、基本的には、なりはじめは痛みのない病気です。
痛みがないときから定期的に歯科に通って、予防していくのが大事です!!
そら歯科では毎月約450名の方にメンテナンスにお越しいただいています。
大変多くの方に予防の大切さをご理解いただいており、スタッフ一同とても嬉しく思っております♪
こんにちは!
日中はまだまだ夏と変わらず暑い日が続いていますが、日が落ちるのもはやくなり、
朝晩はすっかり過ごしやすくなりましたね(*^^*)
先日、スタッフの誕生日で院長にケーキを買って頂きました♪
エスポワールさんのケーキです。
チョコが濃厚でとっても美味しかったです♡
院長いつもありがとうございます!!