〒910-0837
福井県福井市高柳3丁目3507番地
こんにちは!
まだまだ新型コロナウイルスが終息しませんが、そんな今だからこそ感染しないように歯科医院で対策していきませんか?
そこで今回は歯周病と感染症の関わりについてお話していきます!
通常はウイルスがお口の中に入ってきても、標的であるのどの粘膜細胞の入り口(レセプター)が粘液によって隠されていて、なかなかすぐには見つけられないのですが、お口の中にたくさんプラークが溜まり不衛生な状態だと、歯周病菌の出す毒素が粘液の層を溶かして壊してしまいます。するとウイルスの標的である粘膜細胞の入り口が丸見えになり、ウイルスが侵入しやすくなるので、感染リスクが高まります。また、歯周病菌の出す毒素は、ウイルスの持つ「細胞の入り口を開ける鍵」をパワーアップさせてしまうことも明らかになっています。
歯周病と感染ウイルスは一見関係がないように見えますが、実は感染リスクを上げる一因にもなっているのです。
ご自宅でできる対策としては、手洗い、うがい、3蜜を避ける、マスクの着用が浸透していますが、それに加えて歯科医院でメンテナンスを続けて頂くと歯周病の抑制に繋がるので、更に予防できると考えています。
歯周病は一度進行してしまうと元には戻らないので、日ごろのお手入れから歯科医院でのメンテナンスを通して、健康な状態から悪くならないように予防をしていきましょう♪
こんにちは。
みなさんは、年齢と共に歯ぐきがさがってきたなと感じることはありませんか?
その一番の原因は、歯周病の進行による「歯槽骨(あごの骨)」の破壊です。
歯は、土台となるあごの骨に埋まるように生えています。そして、その周りを取り囲むように歯ぐきが付着しています。
歯周病が進行すると、細菌によりあごの骨が破壊されて溶けてしまいます。
そうすると、あごの骨に付着している歯ぐきも一緒に下がってしまうのです。
歯周病は、ご自身ではなかなか気づくことが出来ない病気です。
歯周病が悪化して痛みや出血があるときには、進んだ歯周病となっていることもよくあります!
また、歯周病の症状が大きく出ている時は、歯ぐきが腫れて、歯にかぶさるように盛り上がっています。
その様子は、歯ぐきがしっかりとある健康なようにも見えてしまいます!
しかし、これはとても病的な状態です。
歯ぐきの炎症は、歯周病菌が体内に侵入するのを防ごうとする身体の反応で、歯周病菌を撃退しようと白血球などが集まっている状態です。
この状態でさらに放置してしまうと、痛みや腫れはさらに悪化して、膿が歯ぐきから出てくることもあります。
歯周病は、放置してしまうとどんどんあごの骨が破壊されて、歯は土台を失い抜けてしまいます。
そうなると、抜けた歯を補う治療をしないといけません。
最近は質の高い入れ歯などもありますが、それがどんなに素晴らしい物でも、噛み心地やものを食べるときの味は、天然の歯には到底かないません。
だからこそ、自覚症状がなくても歯医者で歯周病のチェックをしていくことがとても重要です!!
症状が無いからと言って放置せず、今後のお口の健康のためにもチェックをしていきましょう✨